長崎佐世保銘菓 ぽると
長崎県佐世保市のお土産を探している方におすすめなのがこちらの「ぽると」。
佐世保のお土産といえば、
九十九島せんぺい、佐世保開港ロール、はなかご、SASEBO BOLOなどがありますが
今回ご紹介するのがベーシックなものの組み合わせなのに他にはあまり見かけない独特のもの。
長崎県佐世保の銘菓ポルトとは、壱岐産の柚子を使用した餡子をクッキーで挟んでいる
白十字パーラーという会社が作った歴史あるお菓子です。
洋菓子と和菓子を組み合わせたようなお菓子で、南蛮菓子と書かれているのも長崎らしいです。
その始まりは、昭和26年創業の白十字パーラーというフランスケーキとコーヒーのお店。
創業者の近藤徳治さんは若い頃和菓子の修行を積み、あんこ作りを極めた経験から
あんことクッキーを組み合わせたお菓子を作り、
ポルトガルの港町ポルトから「ぽると」と名付けました。
それが創業から約4年後、昭和30年頃に「ぽると」は生まれ、今や65年以上愛され続けています。
ぽるとの味は？
どんな味なのか、購入してみました。こちらは3個入りのお手軽なパックです。
このほかにもちろん箱入りのものも買うことができます。お値段は1個150円ほどです。
白十字パーラーのお店はレトロな雰囲気で歴史を感じました。
ちなみに本島店２階は喫茶レストランになっていて長崎名物のレモンステーキやミルクセーキ、
トルコライス、海軍さんのビーフシチューなどが食べられます。
ぽるとの原材料はこちら。
餡子は白餡で、地元産の国産卵や壱岐産のゆずを使用しています。
カロリーは一つ187kcal、塩分は0gです。
こちらがぽると。
クッキーにそぼろ状の生地が乗っていて、さらに砂糖がまぶしてあります。
横から見てみると、とても厚みがあって重さもずっしりしています。
あんこ部分にも砂糖がまぶしてあるのが見えます。
ゆず風味のようかんのようなあんこがたっぷり挟んであるのでボリューミー。
食べてみると、ねっとりとしたようかんにジャリジャリした砂糖が懐かしい味で
少しソフトなクッキーが上手く合わさっていて美味しいです。
ゆずは主張が強くなく、ふんわり香るだけで和風になるのを抑えているのかも？
コーヒーや紅茶、緑茶にも合う和洋折衷の独特なお菓子になっています。
基本の柚餡のほかに、りんご味などもあります。
また「まごコロぽると」という一口サイズのぽるとには、お茶やいちご味もあります。
大人数で食べるときや少食の方などにはそちらが食べやすくておすすめです。
逆に通常の8倍のあんこが入った直径12cmの特大ぽるとなんていうのもあるので
驚かせたい時には面白いお土産になりそうです。
お土産にするときのデメリットは少しこぼれやすいのと
賞味期限が製造日より15日と少し短めかもしれません。
後にご紹介するビスケットは期限が長いものを探している方におすすめです。
どこで買える？
ぽるとは主に佐世保市内と長崎市で購入できます。
佐世保市内ではポルト総本舗３店舗（本島、上町、京町店）のほか、こちらで買うことができます。
- JR佐世保駅
- 佐世保五番街 九州銘菓
- 西肥バスセンター
- 鯨瀬埠頭
- イオン大塔店
- させぼ四季彩舘
- パールシーリゾート
- 弓張の丘ホテル
長崎市の方では以下の場所でも購入できます。
- 長崎駅のアミュプラザ
- 浜屋百貨店
- 長崎港フェリーターミナル
- 長崎空港
そのほか、道の駅彼杵（そのぎ）の壮、海のふるさと舘、大村湾PA、川登SA、
佐賀のマリンセンターおさかな村というお店でも購入可能です。
ほぼ長崎でしか買えないので限定のお土産としてお渡しすることができます。
賞味期限が長いポルトビスケー
こちらは同じく白十字パーラーの「ポルトビスケー」。
お客さんの要望で生まれた、ぽるとのクッキー部分だけをお菓子にしたものです。
こちらは5枚入りで少なめのサイズですが、しっかりとした手提げ袋風の箱に入っています。
30枚入りや15枚入りもあるので、大人数に配りたいばらまき用のお土産としてもおすすめです。
裏にはビスケットの由来や起源についての物語が書かれていて面白いです。
パッケージのデザインがおしゃれで凝っているので、もらって嬉しいお土産になると思います。
重さも気にならないので電車などで持ち帰るのにも困りません。
賞味期限は5ヶ月以上あったので、約半年ほどと考えていいと思います。
お土産としては十分安心して渡せる期限の長さです。
こちらは餡子がなく、好みがわからない時や、老若男女誰にでも渡しやすいお菓子。
少しザクっとした食感で香ばしく、美味しいです。
ぽるととポルトビスケーを食べ比べてどっちが好き？という会話をするのも
一つの楽しみになるかもしれません。
ぜひ長崎県佐世保のお土産に迷った際には食べてみてはいかがでしょうか？
