長崎の中華街でおすすめのお土産は?よりよりとは?どんな人におすすめ?

お土産
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長崎中華街のおすすめのお土産 よりより

長崎中華街のおすすめお土産 よりより

長崎には中華街があり、長崎ちゃんぽんや角煮まんなどが食べられる有名な観光地です。

そんな中華街に行った時に何をお土産として買おうか悩む方も多いはず。

長崎の定番お土産としては長崎カステラで中華街のお土産屋さんでもよく見かけますが、
今回は中華街らしいお土産に絞っておすすめしたいと思います。

それが「よりより」です。

よりよりはいろんなお店で購入できますが、よりよりの元祖とも言われるお店で購入してみました。

創業は明治17年(1884年)の歴史あるお店「萬順(まんじゅん)」。

お店の場所は、有名な観光スポット「めがね橋」のすぐそばにある「めがね橋店」の住所は
長崎県長崎市諏訪町6−3です。

繁華街から少し離れたところにある「萬順工場直売所、本店」は、諏訪町7−28にあります。

よりよりとは

萬順の元祖よりより

よりよりとは、中国の駄菓子で、小麦粉でできた生地を細長く伸ばし、
ねじって油で揚げたもののことです。

中国名を「脆麻花」(マーホァ)と言います。

よりよりの元祖とは?

元祖よりよりとパッケージに書かれていますが、それはどういうことなのでしょう?

それまでよりよりはマーホァという難しい名前のため、
それぞれがよりより、ねじりんぼう、よれよれ、唐人巻などとと読んでいたものを
萬順の3代目・林昭夫さんが「よりより」という呼称を提言したということのようです。

原材料は?どんな味?

長崎お土産 よりより

原材料は、小麦粉(国内製造)、砂糖、植物油/重曹、かんすい ととてもシンプルです。

よりよりは、とにかく固いお菓子です。半分に割るのにも少し力がいります。

しかし手作りで作っていて、素朴な味わいがクセになり、だんだん止まらなくなります。

油くささなどもなく、噛むごとにほのかな甘みが感じられるので
プレーンドーナツの良さに通じるおいしさだと思います。

苦手な方がいないのではないかと思うような誰もが好きな味だと思いますのでお土産に向いています。
思ったよりも固い!など会話が生まれる楽しみもあります。

萬順では、季節やその日の温度や湿度によって、
水分量や生地の温度、粉の配合などを調整しているそうで、
そのこだわりからこの素朴な旨さが生まれていると思うと感慨深いです。

どんな人におすすめ?

昔ながらのシンプルなお菓子が好きな方におすすめ。

素朴なドーナツやビスケットが好きな方におすすめ。

よりよりを食べたことがない方におすすめ。(※固さに注意)

歯が弱い高齢の方などにはおすすめできません。

月餅もおすすめ

萬順のミニ月餅

月餅という中国のお饅頭のようなものも長崎の中華街では見かけることがあります。

月餅は、その成り立ちから身近なお世話になっている方へのお土産としてもおすすめです。

月餅とは

月餅とは、日本でいうお月見の時期(中秋節)に食べたり贈りあったりする
満月を模した中国の丸いお饅頭です。

中国では、豊作を祝い、完璧や円満を象徴する丸い月餅をお供えしていました。
次第にそれが、家族などで大きめの丸い月餅を切り分けて食べたり、
お世話になった人へ贈りあったりするようになっていったそうです。

長崎 中華街のお土産 月餅

原材料は?どんな味?

萬順の月餅の原材料は、白餡、小豆餡、砂糖、小麦粉、水飴、植物油、ラード、卵、
ゴマ、クルミ、ピーナッツ、ブドウ、クランベリー、パパイヤ、パイナップル、トレハロース、レモンフルーテストです。

本場中国ではラードなどが外側の生地に練り込まれて、日本のお饅頭よりも少し油が多く、
中に塩漬けの卵を入れたりするものが多いようです。

萬順の月餅

今回購入した萬順の月餅は、ミニサイズでとても食べやすいです。
(大きいサイズもあります。)

味も油やラードの味はあまり感じず、日本のお饅頭に近くなっているのかなと思いました。
だけど、ごまやナッツ、フルーツなどが入っていてどこか異国の味がして美味しいです。

こちらの長細い箱には白餡と黒餡があり、2個ずつ入っています。
白餡は少し甘さ控えめな気がしてまろやか、黒餡は豆の風味が感じられてどちらも好みでした。

初めて月餅を食べましたが、油っこいとの意見も時々見かけるのでどうかなと思っていたら
違和感なく美味しくいただくことができました。

どんな人におすすめ?

月餅を初めて食べる方にお渡しするお土産には、萬順のミニサイズの月餅はおすすめだと思います。

お饅頭など、洋風より和風のお菓子が好きな方におすすめ。

縁起のいいものを買いたい、またはあげたい時におすすめ。