宿泊してみて分かった おすすめのお部屋やプラン
i+Land nagasaki(アイランド長崎)という長崎県の伊王島にある
島全体がエンターテイメントリゾートになっている?!ホテルに宿泊しました。
アイランド長崎はホテルや食事場所が多く、どのプランにしたらいいか迷う方も多いと思います。
こちらの記事では、食事とお部屋についてレビュー、解説し、
おすすめのお部屋と食事プランを提案したいと思います!
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食事
まずアイランド長崎には飲食ができる場所がベーカリーやバーを含めると8ヶ所もあります。
宿泊の際に利用する代表的なレストランは「レストランうららか」と「テラスダイナー」で
他にシーサイドバーベキュー、ミナトダイナー、伊王島網元食堂、アークダイナーなどがあります。
ベーカリーとバーとは
テラスダイナーの近くにあるベーカーズファクトリーというパン屋さんと、
ダーツやビリヤードなどもあるフィッシャーマンズラウンジというセルフ式のバーのことです。
下にそれぞれの飲食店の特徴をまとめてみました。
⚫︎レストランうららか・・・和食の会席が食べられるレストラン
⚫︎テラスダイナー・・・お刺身やお鍋、お肉などが食べられる屋内型グリルレストラン
⚫︎サイドバーベキュー・・・海辺で雲仙ポークなどのBBQが楽しめる(4月〜10月頃まで)
⚫︎ミナトダイナー・・・お寿司など和・洋・中の料理が食べられるバイキング
⚫︎アークダイナー・・・Ark Land Spaにあるデリ感覚でトルコライスや海鮮丼などが食べられるお店
⚫︎伊王島網元食堂・・・Ark Land Spaにある海鮮丼や定食などが食べられる食堂
夕食
アイランド長崎の宿泊プランを決める際に迷うのがお部屋と食事をどこにするかということです。
お部屋は主に6種類から、夕食は主に4種類のレストランから選びます。
夕食のお料理には2、3種類のグレードがあり、予約の際にプランを選択します。
基本会席は主に豚肉のしゃぶしゃぶで、
冬は特選会席がフグ、特上会席はカニとなっています。(2022年、2023年の情報)
3〜5月はうららか、テラスダイナーともに伊勢海老が楽しめます。
伊王島の名物である伊勢海老。
特に春の伊勢海老の身は赤く、旨みや甘味が強いそうです。
じゃらんの画像や公式サイトを見る限り、
2023年うららか、テラスダイナーの秋にも伊勢海老があるようでした。
夏にはハモがあるようです。
夕食の時間は17時〜21時30分(ラストオーダー21時)です。
レストランうららか
今回私が夕食をいただいたのは、レストランうららかです。
会場はとても広く、ガラス張りで明るく、席も清潔感のあるテーブル席で落ち着いて食事ができました。
料理のプランは1つグレードアップしたフグの特選会席のコースです。
まずはじめに運ばれてきたのはこちらの鮮やかな小鉢の乗ったお皿です。
ちなみにこちらは3人前です。
明太子の乗った河豚皮真砂和え、河豚がね炊き、
河豚皮の煮凝り、茶碗蒸し仕立ての河豚皮コラーゲン蒸し、フグ炙り寿司です。
煮凝りやお寿司、茶碗蒸しも美味しかったですが
河豚がね炊きという煮物が梅と煮た甘辛い味付けの島原の郷土料理だそうで特に美味しかったです。
長崎県戸石産のトラフグの薄造りです。
こちらは3人前ですが、すごい量で驚きました!
橙、カボス、ゆずをブレンドしたオリジナルのポン酢でいただきます。
皮もプルプルで、さっぱりとした身がいくらでも食べられそうな美味しさです。
河豚身皮の酒盗焼きは大人な味で、初めて食べる河豚料理でした。
こちらは長崎県産金河豚の唐揚げです。
熱々で、ふっくらとしていて味付けもほどよく、とても美味しかったです。
こちらは戸石産の虎河豚ちり鍋です。
自家製ポン酢をつけていただきます。
お餅までありました。
シメは雑炊と香の物です。
これが良いお出汁が出ていてとても美味しかったです。
最後のデザートは嶺岡豆腐きな粉ソース小倉添えです。
牛乳を葛粉で固めた独特なもっちり食感のスイーツです。
甘さは控えめで、さっぱりした味です。
全体的な感想として、食事、主にふぐコースなどのグレードアップコースに関して
どんな内容なのか満足できるか、口コミなど情報が少なかったので不安な面がありましたが
ボリュームはちょうど良く、お刺身の鮮度や味も良かったので安心しました!
料理の運ばれてくるタイミングやスピード、接客も良かったです。
通常会席は豚肉のしゃぶしゃぶで、ふぐは長崎の特産品でもあるそうなので
ぜひ冬場に予約する際には長崎ならではのふぐプランをおすすめします。
九州のホテルでは珍しいお刺身からお鍋まで思う存分ふぐを楽しめるフグ三昧の夕食で、
あっさりとしているので食べすぎてもたれることもなく
次の日の朝食が美味しく食べられるのも良いです。
テラスダイナー
テラスダイナーの食事には
お造り、アヒージョ、長崎県産3種のお肉のグリル、長崎名物ハトシ、
雲仙ポークのしゃぶしゃぶなど和と洋のお料理があります。
レストランうららかのように料理をグレードアップすることもできます。
店内はガラス張りで、木製の内装がテラス感を醸し出すカジュアルな雰囲気です。
家族でももちろん楽しめますが、友人同士や若いカップルなどに特におすすめかもしれません。
朝食
朝食は2ヶ所のレストランで提供されています。
ひとつは洋食のテラスダイナー、もうひとつは和食のうららかです。
場所は離れているのですが、公式サイトで予約した方のみ朝食巡りをしてもいいそうです!
つまりどちらの会場にも行ってどちらの朝食も食べることができます。
早起きして朝からたくさん食べて
チェックアウト後も利用できる温泉やキッズプレイランドなどで遊ぶのも楽しそうです!
テラスダイナー
ベーカリーの焼きたてパンが美味しいという情報を得たので
私は洋食のテラスダイナーで朝食をいただきました!
うららかもテラスダイナーもバイキング形式となっています。
バイキングメニューには朝からトルコライスがあり、長崎名物を食べられて嬉しかったです。
自分で盛り付けて作ることができ量も調整できて良かったです。
トルコライスのソースはカレーとデミグラスソースがかけられました!
スモークサーモンのサラダやシーフードサラダ、さつまいも、
キビナゴの南蛮漬け、ウインナー、ベーコン、スクランブルエッグなど品数豊富です。
BAKERS FACTORYという敷地内にあるパン屋さんの焼きたてパンがあるのが嬉しいです。
フランス産高級AOP発酵バターや厳選小麦を使用した毎朝焼きたてのパンが並べられています!
種類は6種類ほどあり、中でもクロワッサンはとても美味しいのでぜひ食べてみて下さい。
レーズンバターやハーブバターもありおしゃれです。
好みの具材で作るモーニングスープも口コミで人気の目玉メニューのひとつです。
具材は以下のようなものが並んでいたので、好きなものを好きなだけ取ってきて
テーブルにあるお鍋に入れます。
- ベーコン
- インゲン
- トマト
- オニオン
- キャベツ
- ペンネなど
温かい出来立てのスープが食べられますし、自分で少し手を加える作業が楽しいです。
今回私は8時30分頃に行きましたがなかなか混み合っていました。
少し時間が経つと減ってきたような気がします。
ただ通路や料理が並んでいるところなどがやや狭いので混みやすいです。
時間帯としては8時前後はもっとピークかもしれません。
ゆったりとした空間で食べたい方は和食のうららかの方がおすすめかもしれません。
うららか
今回私は時間とお腹の関係で、洋食のテラスダイナーしか行くことができませんでしたが
和食メニューの朝食はうららかでいただけます。
好みの具材を入れて自分で作るお味噌汁や、ちゃんぽん、のっけ丼などが楽しめます。
サラダなどはこちらにもあるようです。
部屋 ホテルの違いは?
ホテルの種類が多いのもアイランド長崎の魅力のひとつです。
それぞれホテルの建物自体が違うお部屋が大きく分けて6種類あります。
まずはそれぞれのホテルの特徴を簡単に説明します。
テラスロッジ、バークロッジ、キッズロッジは伊王島大橋から見て手前に位置する
ロッジ風の雰囲気のある新しい2階建てのホテルです。
それらのそばにあるのがミナトホテルで唯一和室のお部屋があったり、
フォースルーム(4つのベッド)があり最大6名まで一室に泊まることができます。
カゼホテルとナギホテルはさらに奥へ進んだ温泉やメインフロント、売店などのそばにあります。
カゼホテルは高さのある建物で高層階の眺めがよく、ナギホテルは2階建てですが海辺でハンモックのある広いバルコニーが魅力です。
その中でも今回はテラスロッジとナギホテルのレビューをしていきたいと思います!
その他のホテルについてもご紹介し、それぞれの違いとおすすめなのはどんな人かまとめました。
テラスロッジ ファミリー
まずはこちらがテラスロッジです。
建物は海に面して横長に建てられた2階建てのアパートのような新しい建物です。
テラスロッジにはツイン(36㎡以上)とファミリー(38㎡以上)がありますが、
今回宿泊したのはファミリーです。
細長いお部屋ですが新しく、清潔感があり明るいです。
壁には伊王島の地図が描かれています。
左側には段差があり、その上にベッドやソファが置かれています。
NAGIのハリウッドツインと比べると狭いのですが気になることはなく、
写真よりも広々としたお部屋に感じました。
ロータイプの大きめのソファがホテルでは珍しくてとても落ち着きます。
このお部屋のテレビはあまり大きくはありませんでした。
こちらはバルコニーの様子です。
ガラス張りの壁なので開放感があり海が近く感じます。
夜は星空や月、対岸の夜景も少しだけ見えました。
ポットや冷蔵庫のスペースは小さめですが、グラスとマグカップが用意されています。
ミネラルウォーターはありません。
洗面台が2つあるのはとても助かります。
レバー式で水温・水量調整も楽です。
下にはタオルや最新式のドライヤーがあります。
テラスロッジ、バークロッジ、NAGI HOTELのお部屋にはバスタブがなく
シャワールームのみになります。
温泉がいくつもあるのであまり利用する方は少ないので十分だと思います。
シャワーは最新式で、高さが自由に決められて、気持ちが良く使いやすかったです。
トイレも新しく清潔感があります。
パジャマは上下が分かれているタイプで動きやすくて良かったです。
テラスロッジのお部屋は新しく、明るいおしゃれな雰囲気で海も近く感じるので
同行した様々な年代の家族にも高評価でした。
食事はテラスダイナーを利用する予定だという方は
テラスロッジ(またはキッズテラス・バークロッジ)が近くておすすめです。
また、新しいお部屋に泊まりたいという方にもおすすめです。
NAGI HOTEL ハリウッドツイン、ツイン
続いてはNAGI HOTELのご紹介です。
ナギホテルはガーデンエリアフロントやYUYU SPAという温泉、
レストランうららか、庭カフェなどに近い場所にあります。
ナギホテルにはツインとハリウッドツインという種類のお部屋がありますが
まずはオーシャンビューハリウッドツインのお部屋がこちら。
ハリウッドツインは54㎡のとても広々としたお部屋です。
ベッドが2台繋がって並んでいるのがハリウッドというそうです。
海に向かってベッドが配置され、ベランダが見え、まさにリゾートホテルといった雰囲気です。
ベッドの裏にはデスクやチェアが置かれています。
ポットとお茶、マグカップがあり、
ハリウッドツインのお部屋にのみ追加でコーヒーマシンもありました。
ベッドの前にはお昼寝しやすい大きめのソファと椅子、テーブルが並んでいます。
NAGI HOTELのバルコニーには全室にハンモックが設置されています。
椅子もあり、バルコニーの壁が簡易的なカウンターテーブルになっているので
ドリンクを飲みながら海を眺めてくつろぐことができます。
隣との壁もしっかり高さがありプライベート空間が確保されています。
洗面台は2つあり、こちらも広々としていて、朝の準備もはかどります。
バスルームはこんな感じで、バスタブがあり、あまり新しくはないですが使いやすいです。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備わっています。
ナギホテルのハリウッドツインのお部屋は
リゾート感のある特別な広いお部屋に泊まりたい方におすすめです。
続いてはツインのお部屋を見ていきたいと思います。
NAGIホテルのツインはハリウッドツインに比べると32㎡と狭く感じますが、
十分くつろげるソファやテーブル、12㎡のベランダがあります。
こちらのベランダにもハンモックやイスがあります。
景色も2階でしたがしっかり海が見えて素敵でした。
テラスロッジツインが約36㎡、テラスロッジファミリーが約38㎡なので
キッズロッジ24㎡よりも広いですが、アイランド長崎のお部屋の中では狭めになります。
お部屋は清潔感があり、照明が明るすぎないので落ち着いて過ごせる雰囲気です。
ナギホテルのツインのお部屋は広すぎずちょうど良いホテルらしいお部屋に泊まりたい時におすすめです。
ミナトホテル
こちらはテラスロッジから見たミナトホテルです。
人数が5人や6人ならミナトホテルのフォースルームか和室(15畳)が利用できます。
ミナトホテルには岩盤浴があり、漫画の読めるスペースもありまったりくつろぐことができます。
お部屋は全室オーシャンビューで、最上階からはアイランド長崎の施設が見渡せるそうです。
ミナトホテルは、ミナトダイナーやテラスダイナー、岩盤浴に行くのに便利で
大人数で宿泊する方におすすめです。
カゼホテル
こちらはナギホテルから見たカゼホテルの建物です。
どことなく教会のような雰囲気がある白い建物がキレイです。
目の前には芝生の広場があり、
高層階からは海が見渡せる53㎡以上の広々とした客室になっています。
お部屋のデザインはシンプルで落ち着いたイメージです。
段差が少なく、広々として4人まで泊まれる広さがあり
窓際には大きめのソファがあるのでゆっくりくつろぐことができます。
ナギホテルも近いですが
フロントやYUYU SPAという温泉、レストランうららか、庭カフェに
どの部屋からも近いのが便利な立地です。
カゼホテルは、レストランうららかや温泉、フロントなどに近いホテルが良い方におすすめです。
キッズロッジ
キッズロッジは画像の奥に見えるベージュの2階建ての新しい建物です。
キッズロッジのお部屋は客室やインテリアなど小さめに設計されていて
子供たちが喜ぶ珍しいデザインです。
52㎡の広いバルコニーにはグランピングのテントやバーベキューコンロ、テーブルなどがあります。
食事プランによってこちらのお部屋でバーベキューが楽しめます。
室内は2階建てのロフトタイプになっていてベッドは4つあるフォースルームです。
場所はテラスダイナーやベーカーズファクトリーの近くにあり食事に便利ですが
Ark Land Spaなどの温泉には送迎バスなどで移動が必要になります。
またフロントはポートエリアフロントという画像の左手にある小さな建物にあり、
目の前なので分かりやすいです。
夏休みや子供の誕生日祝いなど家族の思い出作りにおすすめのホテルです。
バークロッジ
バークロッジは、愛犬と一緒に泊まることのできるホテルです。
場所はキッズロッジよりも伊王島大橋に近い、海辺にあります。
建物の目の前にある約80mのドッグランには1階のお部屋からのみ直接行くことができます。
バルコニーにはテーブルと椅子があり、夕食・朝食もワンちゃんと一緒に食べられます。
別注で犬用の食事を注文することも可能です。
ワンちゃん用のアメニティグッズも充実していて
愛犬と共に快適に1日を過ごすことができる貴重なホテルとして人気で高評価です。
バークロッジは、ペット(犬)とホテルに宿泊したい方や新しいお部屋に泊まりたい方におすすめです。
宿泊者限定15大特典とは?
アイランド長崎には宿泊者限定の15大特典というものがあります!
それがこちら。
- YUYU SPA、Ark Land Spa利用無料
- スパテーマパーク無料
- 岩盤浴無料
- YUYU SPA LOUNGEマッサージ機無料
- BOOK&岩盤TERRACE無料
- レンタサイクル無料
- プレイキッズランド無料
- ヴィラオリンピカ(屋内スポーツ施設)無料
- フィットネスジム無料
- 5ヶ所の島カフェ巡り無料
- 公式HP限定朝食巡り無料
- お役立ちグッズ無料
- ドッグラン無料
- 長崎駅から送迎バス・駐車場無料
- チェックイン前、チェックアウト後も複数の施設が利用可能
このほか「ISLAND LUMINA」も一人500円オフになるそうです。
ISLAND LUMINAアイランドルミナとは、
伊王島内にある体験型マルチメディアナイトウォークで
約800mの森の中の道に作られた光と映像のデジタルアートの世界を冒険するアトラクションです。ルミナというアトラクションはカナダ、アメリカ、シンガポール、大阪など世界各地で開催されているようです。
1〜5番目の特典は温泉や岩盤浴に関する施設が無料ということで
一番嬉しい特典で、これを目当てにという方が多いと思います。
子供連れのファミリーに嬉しいのが6、7、8番目の
レンタサイクルやプレイキッズランド、ヴィラオリンピカという体育館のようなスポーツ施設が利用できるところです。
そのほかジムやドッグラン、長崎駅からのバスや駐車場無料などありがたい特典が満載です。
続いては15個の中でも特に気になった特典を2つを少し解説します。
チェックイン前、チェックアウト後も利用できる施設とは
15番目の特典でチェックイン前チェックアウト後も楽しめるのは
アークランドスパ、MINATO SPA 岩盤TERACE、YUYU SPA、レンタサイクル、キッズプレイランド、5つの島カフェです。
こちらもとても嬉しい特典で、時間に縛られることなく
早めに着いて温泉に浸かったり、チェックアウト後に温泉プールに行ったり
2日間たっぷりアイランド長崎を満喫することができます。
レンタサイクルはスパやカフェ、島巡りなどに行くのに便利です。
久しぶりに乗る自転車は楽しくて知らない道を走るのも新鮮で思い出になります。
ちなみに自転車の数は限られていて、自分の借りたものは自分のものという感じではなく
宿泊者は誰でも自由に乗れるので駐輪場に停めて
カフェや温泉に行って帰るときにはなかったりもするみたいです。
万が一そのときには主な施設には循環バスが運行しているので帰れなくなる心配はないかと思います。
5つの島カフェとは
アイランド長崎が運営するカフェが伊王島内に5箇所あり、それらを島カフェと言います。
画像はカゼホテル前にある夜の庭カフェの様子です。
このような岬カフェ、海カフェ、港カフェ、庭カフェ、遊カフェは宿泊者のみ無料で利用できます。
それも簡易的なドリンクバーではなく、セルフ式ではありますが
港カフェでは挽きたてコーヒー、海カフェではオリジナルハーブティー、
岬カフェでは手煎りのお茶などそれぞれの特色のあるカフェになっています。
※岬カフェでは宿泊者以外の方は1杯100円と書かれていました。
今回私は伊王島の端にある岬カフェのみ利用しました。
岬カフェは伊王島灯台の近くにあるセルフ式のカフェで
長崎県産の茶葉を自分で炒ってお茶を淹れることができます。
茶葉は3種類ほどあり、長崎そのぎ茶、長崎そのぎ茶の茎ほうじ茶、長崎和紅茶がありました。
そのほかも、コーヒーやカルピスが置かれていて素晴らしいサービスでありがたいです。
宿泊者の方以外は1杯100円となっています。
岬カフェは高台にあり、海と灯台が見渡せるので景色が良く気持ちの良い場所でした。
ブランコもあり、良い撮影スポットになっています。
宿泊しない場合でも景色を見たりするだけでも価値があるので
伊王島に来たらぜひ訪れてみてほしいおすすめの場所です。
続いてはアイランド長崎にある温泉やプールについてです。
プール、温泉
アイランド長崎の中には温泉スパテーマパークArk Land Spaや、
YUYU SPAという源泉掛け流し100%の温泉、岩盤浴などがあります。
Ark Land Spaとは水着で入れる温泉を使った温水プールで1年中楽しめます。
屋内にはジャグジーや歩行湯のような深さ1.1mのプールなどがあり
屋外にもキッズ用のプールや寝湯などが6種類ずつあります。
宿泊者は水着のレンタルも無料なので気軽に楽しむことができます。
日帰り利用でもレンタルは200円程度と格安です。
Ark Land Spaには家族風呂もあり、こちらは宿泊者も有料となっています。
とても広々とした貸切風呂で、
プライベートサウナや冷暖房・ソファ付きの休憩室があります。
営業時間は9時〜23時(最終受付22時)です。
天然温泉YUYU SPAという温泉施設は海に面した露天風呂付きの源泉掛け流しの温泉です。
サウナや熱めとぬるめのお湯などもあり種類の違った温泉を楽しめます。
営業時間は6時〜23時です。
泉質はカルシウム・ナトリウム塩化物泉で、
塩分でフタをするので美人仕上の湯や傷の湯、また熱の湯と言われ湯冷めにしくいそうです。
源泉の温度は43.5℃です。
こちらはひっそりと存在する穴場的な休憩スペース、YUYU SPA LOUNGEです。
フルーツの入ったデトックスウォーターも置いてあり自由に飲むことができます。
台数は少ないですがマッサージチェアが無料で利用できるのが嬉しいです。
温泉に入った後、水分をとり、体を休めてホテルのお部屋に戻れるのが最高です!
ミナトホテルにある岩盤浴には3種類の効能の違う岩盤浴と
約1万冊の漫画や雑誌が置かれたラウンジがあります。
1つ目は47℃〜50℃のマイナスイオンやミネラルが放出される岩塩、
2つ目は43℃〜55℃の遠赤外線の効果で血液循環が良くなるシリカ、
3つ目は43℃〜55℃のトルマリンなどの鉱石が敷かれ、遠赤外線やマイナスイオン効果がある七宝石の岩盤浴です。
営業時間は6時〜23時(最終受付22時30分)です。
そのほか有料の施設になりますが、スチームサウナのタイ式ハーブテントとマッサージがあります。
こうして改めて見てみると
温泉や岩盤浴、プール、マンガのあるラウンジなど遊ぶ施設が充実していて
何度も訪れたくなる他にはなかなかないホテルです。
日帰り温泉やランチも
アイランド長崎は、先ほど見たように温泉や岩盤浴、温泉プール、家族風呂などがあり
それぞれ日帰り利用も可能となっています。
また、ランチもうららかやアークダイナーなど複数のレストランで食べることができます。
うららかのランチバイキングは土日祝日限定で
メニューはメインが豚しゃぶで、チキン南蛮やアジフライなど和洋の料理が食べられます。
アークダイナーではトルコライスや海鮮丼などが食べられます。
4月〜10月頃限定でシーサイドバーベキューでは、国産牛や雲仙ポーク、長崎ハーブ鶏などのバーベキューが楽しめます。
こちらはランチとディナーがあるそうです。
日帰りでも十分楽しめるプランが充実していますので
長崎観光のプランの一つに入れてみても良いかもしれません。
メリット、デメリットまとめ
それではアイランド長崎に実際泊まって感じたメリットとデメリットをまとめました。
長崎のものを味わえる食事
ファミリーやカップルに人気の温泉プールや犬と泊まることができるホテルがあるなど
エンターテイメント要素の強いホテルかと思いきや
きちんと長崎県産の食材を使った夕食が楽しめるのがとても嬉しいです。
今回ふぐの会席プランにしましたが、長崎は養殖ふぐの生産量が全国トップだそうです。
春秋は伊勢海老も楽しめます。
遊びが充実
やはり1番の魅力は温泉やプール、岩盤浴、マンガのたくさんあるラウンジなど
遊ぶ施設がたくさんあるところです。
海が近くてリゾート感がある
アイランド長崎は伊王島という海辺に面した島にあり、
ホテルの壁やフロントなどが白で統一され、ハワイやグアムなど海外のリゾートホテルをイメージさせます。
部屋のバルコニーにはハンモックがあるなど、リゾート感を味わえる雰囲気が素敵です。
部屋の景色が良い+おしゃれでキレイ(テラスロッジ)
海辺にあるということで、テラスロッジやナギホテル、バークロッジなどはバルコニーから海が見えお部屋からの景色が素晴らしいです。
またテラスロッジ、バークロッジ、キッズロッジは新しい建物で、デザインも近代的でおしゃれで良かったのでおすすめです。
ここからは少し気になる点を挙げています。
移動が多い
施設ひとつひとつが独立した建物になっていて離れていることが多いので
循環バスやレンタサイクル、自家用車などで移動して食事に行ったり温泉に行くことがあります。
あまり移動したくない方は、
カゼホテルまたはナギホテルで宿泊、夕食・朝食はうららかでとるか
ミナトホテルで宿泊、ミナトダイナーで夕食、テラスダイナーで朝食をとるか
テラスロッジで宿泊、テラスダイナーで夕食・朝食をとるプランがおすすめです。
遊び尽くせない
嬉しいことですが岩盤浴や温泉、カフェなど遊ぶ施設が多すぎて
チェックインからチェックアウトまでの時間では全て回ることができません。
あそこも行きたかったなという気持ちが残る方も多いのではないでしょうか。
夏場は海水浴場もあるのでさらに1泊では遊び尽くせないほどですので
2泊したり、年に2、3度訪れるのも良いかもしれません。
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地図、アクセス
車では長崎ICから伊王島大橋を通り約30分です。
飛行機では、長崎空港からリムジンバスで長崎駅まで行き(1200円ほど)、
長崎駅西口から無料送迎バスで約45分です。
またアイランド長崎の敷地はとても広く、徒歩で端から端まで行くのはとても困難なので
循環バスが運行しています。
<循環バス経路>
- アークランドスパ
- インフォメーション、アイランドルミナ行きバス停
- ガーデンエリアエントランス
- ミナトホテル
- ポートエリア駐車場
海水浴場がオープンしている期間は、ホテルと海の間を結ぶバスが30分毎に運行するそうです。
Q&A
- Q駐車場はありますか
- A
無料平面駐車場があります。
宿泊するホテルやスパ、レストランによって最寄りの駐車場が違います。P1はバークロッジ
P2はミナトホテル、テラスロッジ、キッズロッジ、テラスダイナー、ベーカーズファクトリー
P3はナギホテル、カゼホテルゲスト
P4はガーデンエリア(ナギ、カゼ、うららか、YUYU SPA、プレイキッズランド、シーサイドバーベキューなど)日帰り
P5はアイランドルミナ
P6はアークランドスパです。
- Qホテルのアメニティは
- A
歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒、シャワーキャップ、バスタオルなどがあり、
化粧水やメイク落としなどはありません。
- Qチェックイン、チェックアウト時間は
- A
基本的に15時チェックインで11時チェックアウトです。
チェックインが20時を過ぎる場合は連絡が必要です。また珍しいプランでは17時チェックイン、13時チェックアウトのプランもあります。
- Q支払い方法は
- A
Visa、JCBなどの各種クレジットカード、Paypay、LINE PAY、交通系ICカードなどが利用できます。
基本的にはチェックアウト時のお支払いとなります。